婚約を解消したい場合

婚約者に内縁関係の人がいたり、ほかに交際中の異性がいたとか、過去に好ましくないことがあって、今になってそれがわかった、または自分側の事情でどうしてもなど、解消したい事態になった場合には、まず仲人へ事情を話す。

婚約者に直接伝えたりするのは、タブー。
他人に話すときは、当人だけでなく、両親または母親も同行し、両親も承諾の上で解消を申しいれているということを、仲人にも理解してもらう必要がある。
その上で、解消の理由をはっきり述べ、仲人から相手側に伝えてもらうようにお願いする。
自分側の事情で解消を申し入れ、相手側がそれを納得して承知したら、結納品や、結納金、婚約指輪などの記念品は、先方に返す。
また、相手側に原因があったための解消でも、相手がそれを認めて承知したら、やはり双方で取り交わしたものすべて(先方からのプレゼントや手紙なども、それぞれ包装して)返すこと。
いずれも返却は仲人を通して行うようにする。

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