両家の意見をうまく反映させて、万事好都合に
仲人は、当事者たちの意向を尊重しながら、親の意見を利かせるように仕向け、連絡をよく取り合うことが大切。
両家の間を往復する場合の結納品の取り扱い方
仲人が使者の役目を務め、両家の間を往して結納の取り交わしをする場合は、まず、男性の家に行き、本人、両親と挨拶を交わしたあと、床の間に飾られていた結納品を箱に納め、風呂敷につつんで、女性側にとどける。
両家仲人が一堂に会する場合の仲人の言葉
結納品は、あらかじめ床の間にかざっておく。全員が着席後の口上例として。
仲人が使者に立ち、両家の間を往復する場合の仲人の言葉①
結納品を預かるときの口上例
仲人が使者に立ち、両家の間を往復する場合の仲人の言葉②
儀式進行の口上例
仲人が使者に立ち、両家の間を往復する場合の仲人の言葉③
儀式終了の口上例
仲人としてのお祝いの品は
仲人とは結納を取り交わすための使者および進行係であるから、両家からお礼やお土産はもらっても、仲人側からは、当日なにももっていかなくてもよい。
仲人の挙式までの準備
いそがしく、忘れそうなことを一覧にしてみた。式服など、レンタルすることも多くなってきたので、レンタル先でいろいろ情報を仕入れるのも一考。
仲人を引きうけたら
両家、両本人いけのことをよく知ることが大切。
仲人を頼まれたら
仲人には、縁談から見合いへと立会い、仲介の労をとり、そのまま仲人となる本来の仲人と、婚約から仲立ちをする場合とがあり、一般的には婚約から仲立ちをする仲人を「頼まれ仲人」などという。
儀式の中での仲人の役割と動き
媒酌人は、新郎側の控え室に、媒酌人夫人は新婦側の控え室に控える。
媒酌人にとって披露宴は総仕上げ
招待側の代表として、来賓からはお祝いの言葉を受け、列席いただいたことに対するお礼を述べながら、招待客を迎える。
媒酌人の挨拶は、披露宴のかなめ
媒酌人の役割のなかで、もっとも重要なのが、披露宴での挨拶。長すぎるスピーチではこまりもの。
媒酌人は夫婦そろっていることが資格の一つ
挙式当日には、役目の分担が生まれる。式場には、一時間前に到着し、夫婦そろって新郎・新婦の控え室におもむき、お祝いを述べ、式の進行、披露宴などについて、最後の打ち合わせをする。/p>
媒酌人夫人の役割
媒酌人夫人は、披露宴で媒酌人が挨拶している間、ともに挨拶しているつもりで姿勢を正す。いつも新婦のそばにいるのだから、招待客の目は、当然媒酌人夫人に注がれる。
媒酌人夫人は、身だしなみのチェックをしよう
挙式当日は花嫁の次に注目される立場にあるのが、媒酌人夫人。落ち着きは自信から生まれる。
広蓋(ひろぶた)・片木盆などのむきの変え方
目録や受書を載せる広蓋、指輪のケースなどを載せる片木盆などを、相手に出すときの向きの変え方
慶事の礼装には欠かせない末広(扇子)
男性は竹骨の白扇、女性は金銀を貼り分けた黒骨または白骨の祝儀扇子をもつ。
扇子の扱い方
結納式内での扇子(末広)の使い方
挙式後の新夫婦とのお付き合い
仲人は、結納当日の仲介の役目、および挙式当日の労をとるだけでなく、二人の新生活をスタートさせた親代わりとして、挙式後の二人の相談相手となり、支障のあるときは、アドバイスするなど将来にわたって、ある程度責任をもち、よき指導者であるよう心がける。
結納の儀式の後は、祝宴の席をもうける
祝い事は、吉日の午前中にすますのが理想とさてれいる。
結納儀式に必要な言葉
結納式当日の仲人は、結納を取り交わすための使者と進行役を兼ねるという、重要な役割をする。
結納台の持ち方、運び方、向きの変え方
結納台を男性側や女性側へやり取りするのは、仲人夫人の役目。
結納金の標準は
結納の金額は、一説に男性本人の月収の約三倍が標準といわれている。
風呂敷のつつみ方
風呂敷の一般的なつつみ方は、結び目をつくる方法だが、目録や結納品を風呂敷でつつむときは、「結んだものはほどける」のを嫌って、結び目をつくらず、折りたたむようにしてつつむのがしきたり。