冠婚葬祭用語辞典【婚】TOP > 披露宴に招かれたときの心得

お祝いの品は生活に結びついた実用品が無難

親しい間柄であれば、予算を示し、友人同士でダブったりしないよう確かめて、相手がほしいものを贈ると合理的。

お祝いの品をすでに贈り、当日のお祝い金は必要か

友人の披露宴に招かれた場合のお祝いは、金額にすると、全国平均一万円~一万五千円なので、一般的はそれをめどにして考える。

お祝いは品物でするのが正式

最近は、お祝いは現金でする傾向にあるが、本来は、品物でするのが正式。

お祝いを現金でおくる場合

お祝いを現金で贈る場合も、贈物と同じく、大安吉日の日を選び、遅くとも式の一週間ほど前に届けるのが正式。

さわやかな笑顔とはきはきした言葉遣い

司会者にとって、大事なのは第一声。緊張しすぎず、落ち着いて、さわやかな笑顔とはきはきした言葉遣いをこころがける。

スピーチの心得

披露宴でのスピーチは、新郎新婦および両家にお祝いの心をつたえ、会場全体をなごやかに、おめでたい雰囲気に盛り上げる役目。

スピーチの構成のコツ

スピーチの構成のコツがあるので列記してみた。いわゆる「起承転結」

ニュー着物での披露宴出席は

結婚披露宴は、花嫁さんか主役のもっともフォーマルなパーティ。

事情があって披露宴のお開きまでまてない時

披露宴のお開きまで待てず、早く帰らなければならない場合、事前にわかっていれば、当人(花婿か花嫁)に事情を説明して、わびておき、当日は、席の両隣の方には話しをしておき、時間になったら、さりげなく失礼する。

写真係 ストロボのついていないカメラなどで撮影する場合

披露宴会場でストロボのついていないカメラやビデオ、携帯カメラなどを使う場合は、高感度フィルムにするといい。

写真係 花嫁を撮るには

花嫁をとるときは、少し横向きにポーズをとってもらい、やや下から上に向けてカメラ・ビデオを向けて構える。こうすること、脚が長く、すらりとしたスタイルに写る。

写真係はスナップ写真も忘れずにしよう

写真係をたのまれたら、フィルム、テープ、電池など不足のないよう準備する。そして、式や披露宴でのありきたりの写真だけでなく、控え室での来賓の方のスナップや、お色直しで入場する前の新郎新婦の様子などとってみよう。

出席するときの服装

両家に失礼にならない服装で、披露宴の格式にあわせて、新郎新婦の装いより一段格を下げるのが基本。

受付 大切な招待客は、両親へ直接とりつぎを

主賓や、事前に打ち合わせのあった大切な招待客は、控え室に案内し、直接両親や親族の方に取り次ぐ。

受付で預かったお祝い金はどうする

当日、受付が始まる前に、当人またはご両親に、預かった祝儀袋を、いつ誰に渡したらいいかきいておくこと。

受付係は事前に十分な打ち合わせをする

受付は、両家両本人側にたって、招待客を迎える大切な役目。

受付対応は礼儀正しく丁寧に

当日は、一時間前には芳名録、筆記用具、席次表を用意し、所定の位置につく。

司会モデルプラン ウエディングケーキ入刀

新郎新婦起立。

司会モデルプラン 両家代表謝辞

新郎新婦両家両親は、花束贈呈を行った位置のまま

司会モデルプラン 主賓祝辞

両家より各ひとりずつ

司会モデルプラン 乾杯

列席者全員に乾杯酒がいきわたったことを確かめて、指名をする。

司会モデルプラン 司会閉会挨拶

新郎新婦、媒酌人夫妻、両家両親は、お見送りのため退場

司会モデルプラン 司会開宴挨拶

新郎新婦、媒酌人着席後、司会者の自己紹介

司会モデルプラン 媒酌人挨拶

新郎新婦、媒酌人夫妻起立。

司会モデルプラン 新郎新婦入場

両親の入場後、新郎新婦は、媒酌人の付き添いで入場。

司会モデルプラン 新郎新婦入場、キャンドルサービス

場内暗転

司会モデルプラン 祝電披露

祝辞の適当な合間に、祝辞を披露する。

司会モデルプラン 花束贈呈

両家両親起立、新郎より新婦母、新婦より新郎母へ花束贈呈。

司会モデルプラン 開宴、新郎新婦お色直し

歓談(祝電披露、スライド映像、ビデオ映像など)

司会者は、新郎新婦、両親、媒酌人とは打ち合わせを綿密に

披露宴を、なごやかなムードでスムーズに進行させるのが、司会者の役目。当日は、招待者の側にたって、来賓をもてなす。

司会者は開宴二時間前には会場にはいり、準備をする

会場には、定刻の二時間前には到着するようにする。会場に着いたら、まず、新郎新婦の控え室に行き、お祝いを述べてから、準備にかかる。

司会者モデルプラン 祝辞、余興

新郎新婦側交互に祝辞をのべてもらう。

媒酌人・仲人へのお礼の金額

お礼の金額は、結納金の一割~二割といわれているが、結納から挙式までの仲人と、挙式だけの頼まれ仲人とでは、、お世話になった度合いがちがう。

宛名を明記したいときは

どちらか一方の家族と親しい場合など、宛名を入れたい場合は、水引上段の左端に宛名を書き、下段の名前は、上位の人から順に左から右へと書く。

宴次第のマナー

乾杯は、着席している場合は、椅子のやや横に立ち、グラスの脚の部分を軽くつまむようにして、自然な位置に持ち上げる。

式場側の係と連絡を蜜に取り、ミスのないように

披露宴では、お色直しのあいだなども、宴を盛り上げようと、スライドを映したり、生演奏があったり、ショーがあったり、さまざまな演出がなされる。

披露宴でのスピーチや受付係など依頼された場合

受付、スピーチ依頼の返事は、早めにしよう。

披露宴の前にお祝い金だけおくるには

披露宴に招待されたが、遠方で出席できない場合で、お祝い金だけ贈りたい場合。

披露宴の招待状に「平服で」とある

「当日は平服で」と指定されていたら、勘違いしないように。

披露宴を欠席する場合

結婚披露宴は、正式なパーティのひとつ。親しい友人、同僚の間でも、出欠の返事を電話だけで済ませることは失礼。同封されたはがきで返事をするのがマナーで、誠意も伝わる。

披露宴受付は速やかに

披露宴に遅刻は禁物。開宴15分前には、受付をする。

披露宴開始時間におくれちゃう……

披露宴は出席者全員がそろったところで始めるのが原則であるので、会場へは遅くとも10分前には着いていないと、皆様に迷惑がかかるし、大きな式場だと、時間延長もできないところも多い。

招待状を受け取ったら

必ず、お祝いの言葉を沿え、出欠の返事はできるだけ早く書き、投函しよう。

持参できない品物は目録で

形が大きいとか、数が多くて持参できない品物の場合、もっとも格式高い贈り方として、目録を使う。

新札を用意するのがエチケット

お祝いは、贈り主の心をあらわすもの。

男女ペアの司会もあります

司会を依頼されるのは、新郎の友人など男性が多いようだが、最近は、新郎の友人と、新婦の友人一名ずつというように、男女ペアのケースも増えてきた。

祝儀袋は結び切りの水引が原則

結婚祝いには、表書きや、水引など守らなければならないしきたりがたくさんある。

贈り主の氏名は水引の下側中央に書くのが一般的

表書きには、必ず贈り主の氏名を書き添える。