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両家の間を往復する場合の結納品の取り扱い方

仲人が使者の役目を務め、両家の間を往して結納の取り交わしをする場合は、まず、男性の家に行き、本人、両親と挨拶を交わしたあと、床の間に飾られていた結納品を箱に納め、風呂敷につつんで、女性側にとどける。

ただし、結ばず、くるむようにつつむ。
①結納品を自分向きに足の飾り穴に小指と薬指をかけて、親指で台を押さえるようにして、結納品が目の高さになるように持つ。
②相手との距離を一間(約180cm)ほどあけ、姿勢を崩さず、台を前に突きださないように座る。常に結納品は目の高さで手が下がらないように座る。
③静かに台を置き、手を膝にもどし、姿勢を正して結納台の向きを変える。左手を手前(正面)の台の下から入れ、右手は台と足を支える。
④台の下に差し入れた左手で、足の渡し木二本をしっかり支え、結納台を右回しに90度向きを変える。足が畳をすったりしないように注意しよう。
➄左手で手前の飾り穴から台と足をもち、右手を右脇の台の下から差し入れて、④と同じように二本の渡し木を支え、さらに90度まわす。
⑥相手側に結納品の向きがかわったのを見届けて、左右の飾り穴に手をかけ、台と足が離れないよう注意し、相手に差し出す。常に背筋を伸ばして動作しよう。
⑦双方とも、丁寧なおじぎのできる間隔をとって、台をよい位置に差しだし、膝に手をあて、にじって下がる。結納品に対する敬意を忘れずにしよう。

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