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正式な荷物送りの作法

地方によってもちがうが、一般的正式な荷送りの作法を紹介

1.女性側は、荷物送りの前日まで嫁入り道具一式をかざりつけ、近所の人、知人、親戚の人に披露する(「衣装振舞」という)
2.荷物の目録を用意する。品目は奇数にして列記。
3.当日の朝、荷物目録とたんすの鍵を荷宰領(にさいりょう、送りの責任者で、新婦の兄弟、親族、また仲人が兼務する場合もある)に渡す。荷宰領は、荷物目録にのっている品を点検、トラックに積み、男性宅へ向かう。
4.男性側は、本人と両親が出迎える。
5.荷宰領は、荷物を運び込みおわったら、「本日はお日柄もよろしくおめでとう存じます。お荷物をお届けに参りました。幾久しくお納めください」と挨拶し、荷物目録と鍵袋を渡す。
6.男性本人は、荷物と荷物目録を照らし合わせて、間違いがなければ「結構なお荷物、確かにお受けいたしました。幾久しく受納いたします。本日はたいそうご苦労さまでした」と挨拶し、荷物受書をわたす。
7.男性側は、荷宰領にもてなしの代わりに「お車代」、「御酒肴料」を渡す。
8.荷宰領は女性側に帰って、無事に荷物を届けたことを報告し、荷物受書を渡す。
9.女性側は「ご祝儀」をわたし、酒肴の膳を用意して労をねぎらい、お礼をのべる。

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