婚家への土産

結納後に初めて婚家に挨拶にいくときや、荷物送りのとき、婚家先の家人や親戚に花嫁自身からのお土産を届ける風習が地方により残っている。結納返しをしない地方に多く見られる。

お土産は昔、婚家の家風に従うことを意味し、絹の白生地と決まっていた。一部の地域では昔ながらの白生地を母親に贈る週間が続いているが、一般的には家族のそれぞれが喜んで使えるもの、たとえば父親にはネクタイ、母親には帯締め、妹にはハンドバックなどのように、身の回り品、衣類関係が多い。
お土産には、金銀か紅白結び切りの水引をかけ、表書きを「寿」、「お土産」などとし、女性の名前だけを書く。左肩に「父上様」などの宛名を書くこともある。
また、先祖に、「お線香」をもっていく地方もあり、表書きは中央に「御先祖様」と書く。
結納返しをしない地方の婚家へのお土産は、総額が、いただいた結納金の三割以上になる。家族だけでなく、親戚や近所の人にもお土産を配る地方もある。
結納返しをした場合でも、お土産を贈るしきたりのある地方も多いので、仲人さん、またはその土地の方に聞いて、それなりにするのが後々のためによいだろう。

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