冠婚葬祭用語辞典【婚】

親族紹介は、本来、媒酌人の役目であるが、両家の親族すべて知らないことが普通であり、そのときは、「本来なら私がご紹介させていただくところですが」と一言断った上で、両家の代表者に紹介をお願いしてもかまわない。
まず、新郎側から父親か親族の代表者が出て、新郎に近い親族である自分の兄弟から一人ひとり紹介していくが、言葉遣いには十分注意が必要。
紹介された本人は、そのたびに丁寧に挨拶し、相手側の親族一同もそれに答えて、それぞれ一礼する。
新郎側が終わったら、新婦側も同様に紹介する。
親族紹介では、名刺の交換は控えるのがしきたり。