冠婚葬祭用語辞典【婚】

結納返しをする際、両家が一箇所に集まって取り交わす場合は省略することもあるが、仲人を使者として両家を往復する方法でれば、双方ともに必ず用意する。
また、結納返しをしない風習の地方では、女性側が準備する。
市販品なら、一行目の空欄に、女性側は「御帯料壱封」、男性側は「御袴料壱封」と書くのが一般的で、あらかじめ目録の内容とそろえて書いておく必要がある。
目録・受書は、毛筆で、文章の末尾に句読点はうたない。
受け渡しは片木盆(へぎぼん)で行うのが正式。