仲人が往復する正式な結納

仲人が使者となって、男性側から結納を預かり、女性宅におさめ、受書または、結納返しを預かり、再び男性側の届ける「本格的な結納」。

例として、関西風の結納品を仲人が往復する正式な結納の形式で納める方法。もちろん、関東風の一台飾りの結納も結納品を仲人が往復する正式な結納の形式の方法で可能。
※仲人が結納品の飾り方をよく頭に入れておくことで、わかりやすい説明図や、しまうときの納め方などを描いておくと、女性側でも役に立つ。また、荷物が大きいので、乗り物など、運搬方法をよく考えておこう。
※座布団はないのが格調高く、扇子はできるだけ使いたいもの。
①仲人が到着する前に、結納品を床の間の前に飾っておく。
②仲人「本日はおめでとうございます。ふつつかながら、結納の儀を務めさせていただきます」
③父親「本日はありがとうございます。○○様への結納品です。よろしくお願いします」
    目録を渡し、仲人はそれに目を通し、品目と飾り方を確認。
④仲人「かしこまりました。ご結納の品、確かにお預かりいたしました。ただいまからお届けに参ります」    全員で結納台をたたみ、箱へ納める。
➄結び目を作らず、くるむだけ。家紋や寿が上部中央にくるように。
⑥女性宅では、母親が出迎える。玄関先での挨拶は抜きに結納の部屋へ案内する。
⑦仲人「床の間拝借いたします」
    結納品を男性宅と同じように飾る。この間、女性側は手伝わない。
⑧一同そろったら、
 仲人「本日はお日柄もよろしくおめでとうございます。○○様からのご結納をお納めいただきたく参上いたしました」
➈仲人「○○様からのご結納です。幾久しくお納めください」
    目録を手渡す(目録は、広蓋と呼ばれるl塗りの盆に載せ、寿か家紋付きのふくさをかけて)
➉父親は、ふくさをはずして、目録を取り出して広げ、本人、母親と目を通す。
⑪改め目録を元に納め、ふくさをかけ上座におき、
 父親「ありがとうごさいます。○○様からのご結納、幾久しくめでたくお受けいたします」
⑫用意しておいた受書を、母親は片木盆に載せてふくさをかけ父親へ渡す。
 (関東では、ここで結納台を仲人に渡す)
⑬父親は、「ご結納に対する受書でございます。どうぞ○○様にお届けください」といい、仲人に手渡す。
⑭仲人が「本日のご結納の儀、つつがなく運ぶことができましておめでとうございます」と挨拶し、終了。女性側は桜湯(昆布茶)をだし、祝い膳でもてなし、仲人の労をねぎらう。

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