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地方の結納のしきたり 中部地方

ここでいう中部地方とは、愛知、岐阜、西部を除く三重のことを示す。

基本的な結納品のほかに、呉服細工をお土産として持参するのが特徴。
呉服細工とは、呉服地にはさみを入れずに、宝船、目出鯛、酒樽などを形づくったもので、後にそれをほどいて、着物や下着に仕立てる。
そのほかに、両親に末広、紅白真綿、ご先祖に線香を贈る。
一品一品台に飾り、かなり豪華。
男性側からの結納に対する女性からのお返しの結納(引き出結納)は、名古屋・岐阜(岡山・高松)では、男性側からの紅白の包みを青(松葉色)と白の紙に替えて用意する。
お返しの時期は、当日、荷送りの日など地域によってさまざま。
また呉服細工を贈られたお返しに、宝船には兵児帯(へこおび)を使った蓬莱(ほうらい)山飾り、目出鯛には鰹節飾り、柳樽には角樽または、銚子を贈ることになっている。
三重(のぞく西部)では、「向え傘・向え下駄」と称し、花嫁の傘と履物を持参する。それに加えて、バッグから靴、ネックレス、腕時計など十数点を贈るなど、全国でももっとも派手な結納をする地方。

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