帯祝いのやりかた

帯祝いの儀式の運び方は、妊婦が上座に座って、帯役(子宝に恵まれた人)夫婦が、岩田帯を白木の台にのせて、下座からはこぶ。

帯役の夫は、次の間にさがり、妻が妊婦に儀式用の帯を下着の上からつける。
儀式のあとは、双方の両親や、家族で祝い膳を囲み、安産をねがう。
現在は、水天宮なとの「安産の神様」に詣でて、祈祷された腹帯を求めたり、戌の日に腹帯を持参して、お祓いをうける妊婦や、母親の姿が見受けられる。
腹帯を巻く日は、戌の日にこだわらず、体調を考えて、医師の指示に従って看護師の指導で巻くのが一般的。
また、家でも、外出でも妊婦用ガードルを愛用する人が大多数。
水天宮では、そのガードルに縫い付ける祈祷済みの「鈴の緒」の小さな切れ地を販売している。

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