命名

「お七夜」の日に、あかちゃんの名前をつけるのが昔からのしきたり。これを「命名」という。

名前は、戸籍法で決められていて、常用漢字、人名漢字、カタカナ、ひらがなの中の文字を使い、そのほかは、使えない。
名前は一生ついてまわるものなので、よく考えて決めよう。
あかちゃんの名前が決まったら、半紙の中央に命名した名前と、生年月日を大きく書き、神棚の下や、あかちゃんの枕元の壁などに貼る。
正式には、奉書で上包みのある命名書を用意し、片木盆(へきぼん)や、三法に載せて、神棚や床の間に飾る。
どちらも、お祝いに来てくれた人に見ていただけるようにしておく。
ちなみに、2004年の名前トップは、男の子が「」くん、女の子は「さくら」ちゃん、「美咲」ちゃん、だそうです。
以下、男の子の名前は、依然強い自然志向のなか、『(そう)』を使った名前がベスト10内に2つランクイン、
女の子の名前は、トップの「さくら」、「美咲」と「」、「陽菜」、「七海」、を加えた不動の上位5位に、「花音」、「結衣」、「ひなた」がランク外からベスト10入りの様子。2005年もあと少し。どんな名前が増えるかな…… (明治安田生命調べによる。)