初節句の品物はだれが贈る

初節句の品物は、母親の実家、または近親者が、男の子には、鎧(よろい)、兜(かぶと)、こいのぼりなどを贈り、女の子には内裏雛(だいりびな)や飾り人形(市松人形)を贈るのがしきたりだった。

母親の実家または近親者が初節句にそれぞれの品物を贈ることは、今でも一部の地域には残っているが、最近は高価すぎたり、住宅事情にもマッチしないことから、先方の意見を聞いて贈るようにする。