開店・開業のお祝いの贈物

開店・開業のお祝いには、店頭におく花や、くす玉、招き猫、だるまなどを開運の縁起物として贈ることがあるが、一般的には、 時計や置物、額、絵などの装飾品が多く見られる。

花かご 冠婚葬祭用語辞典開店・開業したお店、事業所の模様や、業種にもよるので、 その店や事業所のムードにあう品物を選ぶとか、あらかじめ必要な品などを聞いてから贈るとか、 現金で好みの品に役立ててもらうなど、その時々の状況判断をして贈るほうが喜ばれるだろう。
パーティ当日は、主催者の好きな花を花束にして持参し、直接手渡すのもスマートなやり方。
花のプレゼントは、どんなに重なってもうれしいものだが、当日飾る花瓶がなくて困ることもあるので、 花屋さんでかごにアレンジしてもらったり、鉢植えの蘭。今は胡蝶蘭などの蘭の鉢植えがよく見られる。
蘭は長持ちする花で、切花にしても、一ヶ月くらい大丈夫。
また、手作り小物のお店や、ブティックの開店には、さりげなく商品を買ってあげることもお祝いになる。商品についても、 誉めことばを添えてあげよう。
開店・開業の贈物には、紅白蝶結びの熨斗紙(のしがみ)に、「御祝」、「御開店(開業)御祝」と表書きする。
一般に、同業者から贈ることが多い花などには、「祝開店(開業) ○○さんへ △△より」との店や業者名と、贈り主の名前が入る。 宣伝になるように、目立つところにおく心遣いを。