受章・受賞
受章・受賞は、本人をはじめ、家族や親族にとってもたいへん喜ばしい名誉なこと。
受章は、次に掲げる趣旨のもとに授与される。
1.勲章(くんしょう)
国家の功労者への栄典として、天皇が内閣の助言と承認によって授与するもので、大勲位菊花章頚飾(けいしょく)、大勲位菊花大綬章、
旭日章(勲一等~勲八等)、宝冠章(勲一等~勲八等)、瑞宝章(勲一等~勲八等)がある。
2.文化勲章
勲章の一種で、文化の発達に著しく功労のあった人に、毎年文化の日に授与。
3.褒章(ほうしょう)
特にすぐれた行いをした人に、天皇の名で贈られる。紅綬褒章(人命を救助した人に)、黄綬褒章(業務に精励し、
周囲の模範となっている人に)、紫綬褒章(学術、芸術上の発明発見、創作における功労者に)、藍綬褒章(教育、衛生、慈善、
防疫など公益に尽くした功労者に)、紺綬褒章(公益のために資財を寄付した人に)など。
そのほかに、芸術や文学など、さまざまな分野での活躍ぶりや、功績に対しての受章がある。
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