土用の丑とは

土用」というのは、各季節にあり、その季節の気のもっとも強い十八日間を言う。

土用の丑の日のうなぎ丼特に、夏は立秋の前日からさかのぼる18日間で、最高に暑い時期。
一般に土用というと、この時期を指す。
今の暦では7月の下旬ごろになる。
夏にうなぎが体によいといわれるのは、すでに万葉集の中で、大伴家持(おおとものやかもち)がひどくやせている友人を心配して、 うなぎは夏痩せにいいと聞くから、食べてごらんなさい、と歌っている。
この頃は、うなぎだけでなく、土用には色の黒いものを食べるとよいとされ、ごぼう、なす、なまずなど魚でも黒い色ならなんでもよかったのだ。
なぜなら、その頃の牛は黒牛で「土用の丑の日」は、牛にあやかって、黒いものを食べると牛のように丈夫になると考えられたからだ。
特に、うなぎが有名になったのは江戸時代、平賀源内がうなぎ屋の主人から、「夏にお客が減る」のを相談されて、看板に「今日は土用の丑の日」 と書いたのが評判になったため。

[ 七夕 ]
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