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冬至になぜかぼちゃを食べると中風にならないのか
「冬至かぼちゃ」といって、冬まで保存していたかぼちゃをたべると、中風にならないとか、 魔よけになるなどといわれているが、時期的にはかぼちゃを食べる最後のチャンスということもある。
かぼちゃは長く保存できるし、カロテンやビタミンなど栄養豊富な有色野菜なので、
今一度これを食べて寒さを乗り切ろうという昔の人の知恵なのだろう。
ガンの予防にもなるそうだ。
また、この日、「ゆず湯」に入る習慣もある。
香りもよく、心身ともに温まり、風邪を防ぐと同時に皮膚を強くする効果があるためだ。
冬至とは、一年中で一番昼が短く、夜が長い日で、この日を境に、日照時間が長くなってゆくので、昔の人はこの日を
「太陽の誕生日」とか、「太陽がよみがえる日」として祝った。
日本では冬至といえば12月22日頃だが、ヨーロッパでは12月25日ごろ。
キリストの誕生日をこの日にしたのも、実は太陽の誕生日にあわせたとも言われ、なかなか意義のある日なのだ。
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