門松

門松」は、歳神様の依り代(よりしろ)、つまり歳神様が空から降りるときの目標物。

昔から常緑樹に神霊がやどるとされ、榊(さかき)、杉、桧(ヒノキ)など、神様を迎える木として用いられていたが、次第に、 松に限られてきた。
門松は、28日までに立てるもので、29日に立てるのは「若松」といって敬遠され、 大晦日(おおみそか)は、「一夜飾り」で神様を迎える誠意が足りないとされている。
正式な門松は、竹三本を真ん中に立てて、松を添え、根元を割り木で囲む。
外から見て左側が「雄松」、右側が「雌松」(雄松より松葉が細い)。
一般的には、松の枝に和紙を巻いて、水引を蝶結びにした略式のものを門松の柱にとめる。
これに輪飾りをかけることもある。
マンションなどは、屋内にミニ門松を飾ったり、ドアに松の一枝をアレンジしたアイデア門松を工夫するのも楽しい。
要は、歳神様を歓迎する心を表すことが大切。

門松門松

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