鏡餅

鏡は人の心を写し、神霊の宿るものと信じられていた。

鏡餅の名称は、神様の御霊(みたま)や、太古の鏡の形をかたどったものであるとか、神様の供え物である「飾り餅」 の転化された言葉であるとか言われている。
また、鏡餅は、見祝いの餅とも言われ、家族が大切にするもの、男性は鎧(よろい)、女性は鏡などに供え、 一人ひとりの健康を祈ったとも言われる。
一般的な飾り方は、三方を半紙を前方と両側にたらして敷き、うらじろ、ゆずり葉をのせ、前方に昆布をたたらす。
その上に餅を重ねて橙(だいだい)をのせ、海老をもたせかける。
今では、カビやほこりのつかない鏡餅の形をしたプラスチックの容器に、小さい一口大の餅がはいったものがよく売れている。

かがみもち

シャディ「プレゼント&ギフト」でご用途にぴったりのアイテムを探す