年賀欠礼の範囲は

年末年始の失礼するという喪中のはがきは、身内のどの範囲までかかわるか。

よく身内の誰かが亡くなると、遠い縁にもかかわらず喪中であるというはがきを出す人がいるが、喪中であるということは、 そのお正月は初詣でも避け、他家を訪問することも、新年パーティなどのおめでたい席にも出席せず、身を謹んで過ごさなければならない。
法律的には決まりがなく、個人の心の問題になってくるが、一般に、両親、子供や祖父母など、一緒に暮らしている人の死の場合を基準にする。
もちろん遠い縁でも、どうしても喪に服したいときはそれなりにする。

■年賀状を出す・出さない? の主な例
妻の実家の祖母が今年6月に死亡  夫の場合  奥様の親族を除いて普通に出す。
 妻の場合  年賀欠礼を自分の関係する所には出す。
 子供の場合 学校、友人には普通に出す。
妻の母親が今年3月に死亡
 夫の場合  親族以外の仕事関係・友人には出す。
 妻の場合  喪中につき出さない。
 子供の場合 親族以外の仕事関係・友人には出す。
夫の弟が今年5月に死亡
 夫の場合  喪中ではないが仕事関係・ 友人・知人以外は出さない。
 妻の場合    同上
 子供の場合   同上
自分は会社(個人経営)を経営しているが7月に妻が死亡
 社長の場合 夫としての服喪期間は終了しているが個人としては出さない。
 子供の場合 喪中につき出さない。
賀状、 欠礼状は現在必ずしも太政官布告に沿ったものではない。
ご自身の状況に合わせた対応とするよう注意すること。

シャディ「プレゼント&ギフト」でご用途にぴったりのアイテムを探す