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初詣の参拝のしかた
手水を使ったら、神前にすすみ、お賽銭を納める。
初詣では、気分も新たに、正式に参拝するのもすがすがしいもの。
二拝二拍手一拝をする。
「拝」とは深いおじぎのこと。
神殿で拍手(かしわで)を打つのは、「魂振(たまふり)」といって、立てる音で神様を招き寄せ、自分の存在を知らせるため。
本来はいくら打ってもよかったのだが、明治40年「二拝二拍手一拝」という規制を全国の神社が決めたのである。
ただし、島根県の出雲大社など一部の神社では、「四拍手」
という昔からのしきたりを守っている。
最初に、鈴やドラがあれば、鈴の尾を手前に引いて、鈴をならす
お参りがすんだら、おみくじを引いたり、
破魔矢を買うのもお正月の風物詩になっている。
おみくじは、有名な神社にいくと、神木といわずいたるところに結んであるのを見かける。
本来は「凶」のおみくじを引いたときに「吉」に変えてもらうという意味で神木に結んで拝むのが目的だった。
現在、おみくじは、みんな結ぶものと誤解されているが、
「吉」、「中吉」、「大吉」などを引いたら、大切に家にもって帰ろう。
「凶」
のおみくじは指定された場所や木に結ぶ。
「破魔矢」は、魔よけで、その矢が「的を射る」、「願い事にあたる」などといわれる縁起物。
神棚や人目につく鴨居などにとめておこう。
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