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金沢のお雑煮
加賀雑煮
加賀百万石の城下町、金沢の新年は、大福茶と呼ばれる梅干をお茶と共にいただくならわしから始まる。
食べ終わった梅干の種をすぐ紙に包んで家族全員の分をまとめて、川に流して家内安泰を祈る。
長寿を意味するあま海老や黒豆、せり、よりがつおなどを輪島塗の日の出椀に盛り付けたお雑煮。
【レシピ】4人分
黒豆・・・・・30粒(水につけて一昼夜置き、弱火でやわらかく茹でる)
甘海老・・・8尾(さっと湯を通して皮を剥く)
せり・・・・・少々(色よく茹でておく)
昆布・・・・・7cm(柔らかくなるまで煮る。煮汁は別に残しておき、細長い結び昆布にする)
《調味料》
醤油・・・・・・大匙 1
塩・・・・・・・・小匙 1/2
昆布の煮汁
【作り方】
水5カップを鍋に入れ調味料と煮汁の残りを入れて、汁を作り切り餅を入れる。
お餅が柔らかくなったら椀に入れ、下味をつけた具をのせて汁をはり、細切りの(上質の)削り節をほんの少々上にのせる。
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