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江戸雑煮
江戸雑煮
十五代続いた徳川将軍の流れを汲む、古い伝統のある江戸のお雑煮は、将軍のしきたりを古くから守られていた。
元々お肉に鶴が使われていたが、鴨になり近代は鶏が使われるようになった。
それでも野菜で色々な工夫を凝らし、切りかたで祝事をあらわしているようだ。
芋や大根、椎茸などを用いて長方形の切り餅を焼き、汁はすまし汁。
【レシピ】4人分
鴨肉・・・・・・4切れ(大平に切り、塩少々をふり、片栗粉にまぶして出し大匙4 酒大匙2の中で火を通しておく)
小芋・・・・・・4個(鶴の子に見立てて、包丁する)
大根・・・・・・4切れ(丸く鏡にむいて薄切りにする)
椎茸・・・・・・4枚(石づきを取って亀甲切りにし、下茹でをしておく)
小松菜・・・・少々(茹でて椀の大きさに合わせて切っておく)
《調味料》
昆布、鰹節の出し汁・・・・・5カップ
塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小匙 1
醤油・・・・・・・・・・・・・・・・・・大匙 1/2
【作り方】
昆布、鰹節、化学調味料で仕立てた出汁を作る。
お椀に焼いたお餅を入れて具を並べ、汁を注ぎ柚子をのせる。
最近では鴨は鶏に又紅白の蒲鉾、浅草のり等も入れるようになった。
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