お年玉

お年玉は、昔、歳神様に供えたもの(米、餅、おひねり)の一部を歳神様が分け与えてくれる賜物だった。

一方室町時代にはお年玉として、男の子には打球の道具(毬杖(ぎっちょう))、女の子には羽子板を贈る習慣があったそうだ。
また、地方によっては、年寄りが子供に与える丸餅をお年玉というが、これは、長寿の年寄りにあやかり、 丈夫で元気に働く力を与えるという意味で、力餅とも言われた。
このような風習がいつの間にか現金になり、親や、年長者が与える正月のご祝儀のようになった。
お年玉をあげるのは、ごく親しい人の子供で、中学生くらいまでがその対象だろう。
額は、一ヶ月のお小遣い程度が普通。
幼児にはおもちゃや絵本などを与える。

毬杖(ぎっちょう)

毬打(ぎっちょう)(『鳥獣戯画巻』四巻より)

羽子板 子供羽子板

こども羽子板

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