冠婚葬祭用語辞典【祭】TOP > 子供の日(端午の節句) > 節句料理
節句料理
節句料理をみてみよう
①ちまき
古代中国の勇士屈原(くつげん)が裏切りにあって、五月五日、汨羅(べきら)の淵(ふち)に身を投げた。
人々は哀れみ、竹の筒に米を入れて水中に投げて祭ったという故事にちなんだものといわれる。
②柏餅
柏餅は、奈良時代に中国(唐)から入った神様に供える菓子「ぶと」をまねたもので、柏の葉につつんで供え、今に続いている。
③菖蒲酒・菖蒲湯
昔は邪気を払うために菖蒲の根を浸した菖蒲酒をのんだが、最近は用いられない。
菖蒲の根と薬を入れた菖蒲湯は今でも銭湯などで見られる。
④出世魚
成長するたびに名前の変わる魚(セイゴ→フッコ→スズキ、イナダ→ワラサ→ブリ)を食べる習慣もある。
これらのほか、鯉のかぶと揚げや、ちまき寿司を食べお祝いをする。
[ 子供の日(端午の節句) ]