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密葬とは
密葬とは、文字が示すように、ひそやかに葬儀をすること。
次のような理由で、普通の葬儀・告別式ができない場合、とりあえず、喪家のほんの身内だけで出棺し、火葬(荼毘・だび)にすること。
もちろん、告別式のような式もないので、一般会葬者を迎える設備もしないのが普通。
どこからか耳に入っても、知らせがこない限り、弔問しないのが礼儀で、密葬があれば、改めて本葬があるので、そのとき伺う。
1.年末・年始に死亡した場合
年末(27日過ぎ)は、多忙を極め、年始は縁起上からも一般会葬は好ましくないので、身内のみで密葬し、松の内が過ぎてから葬儀をする。
2.事故死の場合
現地で火葬(密葬)、骨にして持ち帰り、後日改めて葬儀をする。
3.社葬・公葬などの場合
規模が大きく、会葬者も多数で時間もかかり、遺族がゆっくりと別れができないなどの理由から、身内だけで密葬を行い、後日遺骨を斎場に運んで、盛大な葬儀をする。
4.変死の場合
遺族が、普通の葬儀をするのをはばかるような死に方をした場合、まずは火葬してしまう。
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