社葬にする場合
「社葬」とは、会社が主催者となって行う葬儀のこと。

社葬の会社負担費用範囲(参考例)
社葬といわれる葬儀の会社負担費用の範囲を参考例でみてみよう。

遺族との打ち合わせ
会社側の方針が決まったら、遺族との打ち合わせをする。

葬儀社の選定と交渉
故人の葬儀でも同じだが、よい業者を選ぶことは大変に難しいこと。

訃報から24時間以内に発表をしよう
役員会で、社葬決定がなされたら、すぐに葬儀日程、会場、葬儀委員の選定を行う。

社葬の日取りの決定
社葬の日取りを決めるときには、次の三点に注意する。

式場の決定
社葬の式場は、葬儀社と相談して決める。
決める時のポイントは次のようなものがある

中小企業の社葬の場合
中小企業といっても格差があり、小規模でも大きな業績を持つ会社の社葬となると、取引先や協力会社が多くて大規模なものとなる。

各委員を選び分担を決める
社葬では、一般的な形として葬儀委員長のもとに、役員クラスで葬儀委員をつくり、その中から実行委員を選ぶ。

葬儀委員・実行委員の職務分担例
葬儀委員・実行委員の職務分担の例をあげる。

社葬通知
社葬の日時、および式場が決まると、全社員に知らせると同時に、緊急に連絡すべきところへは電話連絡をする。

死亡通知状
死亡通知状は、黒枠をつけた印刷はがきが普通で、形式は、故人の姓名、死亡日時、葬儀と告別式の日時と場所、宗教の形式を記しておく。

社葬の新聞広告
社葬の新聞への広告は、故人の社会的地位や、交際範囲によっても違ってくる。

沖縄の新聞の死亡広告欄は
沖縄県内の各家庭ではふつう「琉球新報」か「沖縄タイムス」のどちらかを購読しており、両紙とも朝刊をひろげると何とも不思議なページが目に飛びこんでくる。それは「死亡広告欄」。

弔辞の作成
社葬のときは、社員代表の弔辞、友人代表の弔辞、葬儀委員長の挨拶(喪主と同じ立場なので委員長としては弔辞を読まないのが普通)などは、葬儀委員会で起草するのが一般的。

弔辞についての書籍紹介

社葬当日の注意事項
葬儀委員および各実行委員は、当日、開式より一時間前には会場に入り、最終的なチェックを行う。

社葬の席次
社葬葬儀における席順の例を図にしてみた。

社葬 告別式の席次
社葬告別式の席順の例を図にしてみた。

社葬の式次第 仏式
仏式の社葬式次第をみてみよう。

社葬の式次第 神式
社葬の式次第 神式

社葬の式次第 キリスト教式
社葬の式次第 キリスト教式

社葬の各係の後始末
葬儀が終了したからと気を抜かず、会葬者すべてが立ち上がったら、各係は後片付けに入る。

社葬後の注意事項
葬儀後、会葬してくださった方に仕事で会えば、必ず、「先日はありがとうございました」と礼を述べる。

社葬での受付でのトラブルは
葬儀での香典は、他人が管理するだけに、なにか問題が起こると、後味の悪い思いが残るし、特に社葬は、その後の信用にもかかわるので、十分に注意が必要。

社葬出席の注意
社債は、会社が主催するものなので、遺族側で働く人も会葬者として参加する人も、ほとんどが仕事関係の人であると思って間違いない。
