通夜でのマナー 服装
弔事は、突然訪れるもの。
通夜でのマナー 服装・男性
平服でもかまわない。
通夜でのマナー 服装・女性
和装なら、寒色系の色無地(グレー、濃紺・グリーンなど)に三つ紋、一つ紋をつけ、黒の帯、帯締め、帯揚げの準礼装。
通夜でのマナー 受付・着席
時間の都合がつかない場合は別として、定刻十分前には到着して、受付を済ませる。
通夜でのマナー 通夜式・焼香
通夜式は、僧侶の読経により始まる。
通夜でのマナー 通夜振舞い
通夜振舞いは、弔問に対するお礼と、お清めの意味で行われる。
通夜での香典の用意
不幸の知らせを受けたら、地方や宗教上のしきたりのちがいもあるが、香典の用意をするのが普通。
香典はふくさに包んで持参
香典は通夜、告別式のどちらに持参してもよいのだが、両方に列席する場合は、通夜に持参したほうがよいようだ。
香典の出し方
通夜、または告別式の式場に着いたら、まず受付をすませる。
供物の場合
香典の代わりに供物を持参する場合は、箱入りのものは必ず箱に直接弔事用の熨斗紙(のしがみ・市販のもの)か、奉書紙を用いる。
焼香とは
仏事では、必ず焼香が行われる。
香の種類
香には、「抹香」、「線香」、「沈香」などがあり、本式には、抹香を使う。
一般的な線香のあげ方
抹香焼香では、一度に数人が並んで行うことも多いが、お線香は、ほとんど一人で手向けるので、重要ポイントを列記する。
線香を複数上げる場合
線香を供える本数は宗派によって、二本、三本、または六本あげるのが正式とされている場合もある。
線香を寝かせて供える場合
真宗大谷派や、浄土真宗本願寺派など、線香を立てず、香炉のなかに横に倒して供える宗派ある。
回し焼香
自宅で行われる通夜や、葬儀の際、場所や人数の関係で、一人ひとりが祭壇の前へ進んで焼香するのではなく、 「回し焼香」といって、盆に載せた香と香炉を順に回して焼香する場合がある。
手水について
神式の葬儀には、通夜祭や神葬祭などの儀式の前に必ず 「手水(ちょうず)の儀」という神道独特の儀式を行う。
手水の儀の作法
きれいな水を入れた手桶(清潔なプラスチックのバケツなどでもよい)とひしゃくが用意されている。
数珠の使い方
数珠も仏事に欠かせないが、絶対に必要というものではない。
各宗派の数珠の使い方と種類
各宗派の数珠の種類と取扱いを列記した。
数珠のいろいろ
数珠は、「一連(いちれん)」とか、「一貫(ひとぬき)」 と数えるもので、正式の一連の数珠は、一個の母珠と108個の子珠をつないで輪にしたもので、母珠に房が付けられる。
仏式の宗派の違い
仏教にはいくつかの宗派があり、それぞれ考え方や、宗派をあらわす作法が少しずつ違う。
関西の「樒(しきみ)」とは
関東では葬儀には造花の花輪が並べられて、最近の花の色はカラフルでなかなかにぎやか。
和歌山県海南市の香典袋のなぞ
和歌山県海南市の山鷲さまから和歌山県海南市の「香典袋に封をするときのなぞ」をいただきました。
通夜への出席~参列者の立場から~
「通夜」は名前のとおり、昔はご遺体に付き添って一夜を共にしたものである。