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故人の生い立ちテープの依頼
近頃、仏式告別式のときに、故人の生い立ちテープを流すことがある。
故人の略歴を紹介するのは、神道やキリスト教ではあったが、仏式ではないものだった。
ところが、ここ数年前から少しずつ流行し始め、今では全国的に行われているようだ。
大きな葬儀社では専門の女性アナウンサーがいて、美しい音楽をバックにしっとりと故人の生い立ちを語ってくれて、それがテープに録音される。三分~五分ぐらいが平均的な時間。
生い立ちテープ依頼をしたいなら、遺族は、お通夜のときに語ってもらいたい略歴を書いて、葬儀社に渡しておくと、翌日の告別式にはテープになって出来上がっている。
告別式のころあいを見計らってテープをかけ、参列者に聞いてもらう。
すべての葬儀社がやっているとは限らないので、聞いてみる必要があるだろう。
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