冠婚葬祭用語辞典【葬】

遠縁の親戚や友人、会社の仲間など手伝ってくれるが、特に町内の人たちが手伝うのは、全国的なしきたりのようだ。
近所なら必要品がどこで手に入るが知っているし、地理にも明るいので本当に助かる。
手伝ってくれたことに対するお礼は、不幸なときはお互い様、と本来はいらないもので、統計をみても、全国の三分の一の県で、「お礼はしないもの」と回答を得ている。
お礼をする場合となると、その方法はまちまちで、お金でする(2,000～3,000円)、葬儀後の精進落とし(または初七日法要)に招待する、品物(エプロンやタオルなどの日用品)でお礼をする場合などさまざまだ。
お手伝いをする側は、お礼をもらおうなどと思わないことが大切だ。