冠婚葬祭用語辞典【葬】TOP > 葬儀・告別式での喪主・遺族としての対応 > 告別式の式次第
告別式の式次第
「告別式」は、仏の世界に導かれた故人に対し、生前の知己がお別れする儀式。
▲告別式の式次第
1.僧侶入場
2.読経の中、一般会葬者の焼香。
喪主・遺族など一同は、会葬者の黙礼に対し、返礼をする。
3.僧侶退場
●最後の対面とくぎ打ち
出棺の前に、最後の対面が行われる。
祭壇から棺が下ろされたら、遺体の頭のほうから喪主、遺族、親族の順に並んで、葬儀社の用意した切花を一輪ずつ遺体の周囲に供えて、別れを告げる。
時には、一般会葬者にも声をかけることがある。
くぎ打ちは喪主から順に、小石で二回ほど軽くたたく。
小石は「三途の川原の石」を意味し、迷うことなく渡るように行うといわれている。
●出棺と挨拶
葬儀社の手で本格的にくぎ打ちが行われると、棺は遺族の男性の手で霊柩車に安置。
出棺の準備が整ったところで、喪主または親族代表が会葬者にお礼の挨拶をする。
そのまま各自手配された車にのり、霊柩車に続いて火葬場に向け出発する。