出棺を見送ったら

遺体が火葬場に向かって出発すると、葬儀社の人が瞬く間に祭壇を片付けてくれる。

あとに残った世話役や遠縁の人、手伝いに来てくれている近所の主婦などは、家の中や外回りを掃除して遺骨を迎える準備をする。
玄関や門口に、小皿に入れた塩を盆の上にのせ、水(手桶やバケツなど)にひしゃくを添え、タオルを用意しておく。
きれいに掃除した室内には、改めて後飾りとも呼ばれる中陰飾りの小さな祭壇を葬儀社がしつらえてくれる。
一般に忌明け(四十九日)まで、遺骨や位牌はこの祭壇に飾り、仏壇にはおかない。

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