無宗教葬とは

仮に、故人が無宗教とか、無神者であっても、遺族が大抵仏式で葬儀をしてしまうので、個人的な葬儀での無宗教葬はあまりみられない。

現実には、故人の遺言に基づいて、むしろ公式な葬儀(社葬、団体葬など)の場合が多く、追悼式典のような形になる。
その場合は、無宗教なので、なんの決まりもないので、もっとも重要なのが企画・演出だろう。 主催は故人が所属していた団体がほとんどで、式場も公共施設の葬儀場か、主催団体の建物が多く使われる。
祭壇はどうししても必要だが、宗教色の全くないものにしなければいけない。
特別にデザイナーに依頼するか、葬儀社に相談するなら、こちらの希望をよく述べる。
祭壇に棺または遺骨を安置し、遺影を飾るのはどんな場合でも行われるようだ。 もうひとつ必要なのが音楽。
音楽がないと、どうしてもさびしくなり、雰囲気が寒々しいものになってしまう。
音楽に詳しい人が企画を立てるといいだろう。
式の内容として必要と思われるものは、以下のようなもの。
●故人の略歴をナレーションなどで渡す。
●葬儀委員長の告別の辞
●弔辞や追悼の言葉。
●弔電披露
●団体歌や、出身校校歌などの斉唱。
●遺族・近親者・関係者の献花'(呼び名でもよい)
●一般参列者の献花
●喪主または親族代表の謝辞。
・このほかにも、それぞれが工夫し、故人の葬儀にふさわしい演出を考える。
 式は、葬儀委員長、または司会者がとり仕切る。

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