服喪期間の過ごし方

服喪期間の過ごし方の注意点

1.遺族の服忌期間中の行動は、慎み深く、特に忌日の間は盛大な行事やパーティを開催しないこと
 社会的に地位のある人や、自営業の場合、服忌期間中とはいえ、いっさい外部との接触を断つ訳にはいかない。
 しかし、自分側のおめでたい行事など以前からの計画で動かしがたい場合は仕方ないが、極力、期日を延期し、祝い事にふさわしい状態でのぞむように努力する。
2.喪主でない限り、あらかじめ予定されていた結婚式などの出席は差し支えない
 たとえば、友人の結婚式など、先方か服喪期間中であることを了解しているなら出席してもよい。
 服装は、華やかすぎるのは考え物だが、地味すぎると相手に失礼になる。
 話題も喪中であることには触れず、努めて明るいものにしよう。
3.服喪期間中の命日にはできるだけ墓参りをし、故人の冥福を祈る
 彼岸や、盆、命日には花や線香、故人が好んで食したお菓子などを持参して、墓前に供え、供養する。
平日都合のつかないサラリーマンは、命日に近い休日に墓参りしてもよいだろう。
4.仏壇には、生花と線香を供えて毎日拝礼する
 服喪期間中に限らず、生活が平常にもどっても、生花を絶やさないことや、また浄水とご飯を毎日供え、線香をあげて拝礼することを怠らないようにする。
5.服喪期間を過ぎていれば、年賀欠礼の挨拶状を出す必要はない
 その年に身内に不幸があった場合、一般には服喪期間に関係なく年賀欠礼の挨拶状を出すようだが、本来はおかしいこと。
 続柄によっては年内に喪が明けるので、挨拶状を出す必要はない。
 挨拶状を出す必要のある場合でも、故人とのかかわり合いで判断し、相手を絞って12月初旬には発送する。
 誰の喪に服しているかを明記することも忘れないようにしよう。

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