年忌法要

忌が明けると、故人は仏になる。

年忌法要」は故人の冥福を祈るとともに、遺族のその後の姿を親戚や友人に見届けてもらい、安心してもらう意味もこめられている。
百か日
 納骨されてから初めて迎える法要で、その墓地の無縁仏に対する挨拶の意味からも、施餓鬼供養をすることもある。
 親戚や友人、知人を招いて法要を行うが、施主は御布施のほかに、「御施餓鬼料」を包むのが常識。
新盆
 初めて迎えるお盆で、精霊棚をつくり、供養する。
一周忌
 満一年目の法要で、親戚を初め友人、知人も招き、丁寧な供養。遺族は喪服を着る。
三回忌
 亡くなったときを一回と数えるので、満二年目のこと。
 まだかなり大きく法要をする。
 遺族の服装は、大掛かりなら喪服を、それほどでもなければ半喪服でもよいが、お客様よりは格を上にする。
三回忌以降
 七回忌(六年目)、十三回忌(十二年目)、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、四十三回忌、四十七回忌、五十回忌と年忌法要をする。
 一般には、三十三回忌ぐらいで弔い上げといって打ち切るようだ。
 故人が高名であれば五十回忌以降は、百回忌、百五十回忌と50年ごとに法要をする。
 服装も年が経つにつれて、平服に近くなり、五十回忌を過ぎた法要なら、かえっておめでたいと晴れ着を着るほどだ。

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