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カトリックの追悼ミサ
カトリックの追悼ミサの実際
①追悼ミサの日取り
カトリックでは、追悼ミサを行う日の特別な定めはないが、故人が亡くなった日から三日目、七日目、三十日目におこなわれるようだ。
その後は、故人が死亡した日(祥月命日)を記念して、「死者記念のミサ」が行われることが多いようだ。
それ以降、追悼ミサは仏式法要の三回忌や七回忌にならって、三年目や七年目に行うとか、十年目、二十年目、五十年目といったきまりのよい年に盛大に行うようだ。
なお、カトリックでは、毎年11月2日を「万霊節(オールソウルズデー・死者の日)として、追悼ミサを行うのがならわしとなっている。
②追悼ミサを行う場所
カトリックでは、教会聖堂で行うのが一般的だが、自宅に神父を招いて行うこともある。
③招く参列者の範囲
神父、近親者、友人、知人を招く。
一年目の追悼ミサには、とくに葬儀のときに世話になった人や、勤務先関係の人たちなども招いて故人をしのびたいものだ。
④ミサの終わったあとに
教会の別室や、自宅で茶話会などを催す。
招いた人の顔ぶれによっては、茶菓だけでなく、食事でもてなすのもいいだろう。
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