彼岸の意味

彼岸」は、春分(3月21日ごろ)の日を中心に、前後各三日間を加えた七日間のこと。

彼岸」という言葉は、梵語(ぼんご)のパーラミタ(波羅密多(はらみった))に由来し、パーラミタは、「向こう岸に至る」の意味で、つまり、彼(か)の岸である。
ここでいう彼岸とは、西の彼方の極楽浄土のこと。
そして、彼岸に対して私たちが今生きているこの世は、「此岸(しがん)」である。
春分・秋分のこの日、進行の篤(あつ)い人には、太陽が真西に沈むとき、阿弥陀様のおわす西方極楽浄土がくっきり見えるといわれ、このような信仰から、彼岸は、あの世に心通わせる年二回の大切な仏教行事となり、寺院では彼岸会が催される。

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