僧侶へのお礼

枕経から、僧侶にはお世話になり、通夜、葬儀、告別式、還骨回向、法要と続く。

僧侶への支払いは、だいたい「戒名」に対する謝礼と、 「御布施」(お経料のこと)、「お車代」と、 何かの事情で酒食を振舞えなかった場合の「お膳料」になる。
まず、戒名を依頼するときなどに、心安い菩提寺なら、いくらなのか率直に尋ねてみる。
規定がある寺院なら、それはそれではっきりするが、それでもわからない場合、檀家の総代や、長老に聞くか、葬儀社に相談するとよいだろう。
お礼をする時期は、一般に葬儀が終わった翌日にでもお寺に出向き、お礼とともに御布施と戒名の謝礼を一括して差し上げる。
「お膳料」は、接待のできない場合に、「お車代」は通夜、葬儀など、僧侶がこられる都度差し上げるもので、車で送迎する場合でも、 用意をする。
法衣を着て、きてくださったことに対するお礼と考える(御足衣料)。
菩提寺がなく、葬儀社から寺院を紹介された場合などは、葬儀社によっては、 通夜のときに四十九日の法要までのお経料全額を請求することもある。


葬儀の御布施(単位:万円)

都市部 農山村部

枕経

0.5~1

通夜

1~2

0.5~1

葬儀・告別式

5~15
(一人の場合)

3~10

火葬場

0.5~1

還骨法要

0.5~1

初七日忌

3~5

1~2

フルコース

一人10~30

5~15

二人15~40

神式

5~20

キリスト教式

10~30(教会への献金のみ)

仏式の場合、一人につき、
お車代 3,000~5,000円
お膳料 3,000~5,000円
を別途包む。

 

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