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社葬での受付でのトラブルは
葬儀での香典は、他人が管理するだけに、なにか問題が起こると、後味の悪い思いが残るし、特に社葬は、その後の信用にもかかわるので、十分に注意が必要。
まず考えられるのは、香典泥棒。
社葬では、同じ社員でも、顔を知らない場合も多いので、受付係以外の人は絶対手伝ってもらわないことが大切。
また、祭壇には必ず中身を抜いた香典袋を供える。
次によく起こる問題として、中包みを上包みから出したときに記帳するのを忘れて、誰からいくらいただいたかわからなくなったり、差出人がお金を入れ忘れていたのに、よく見なかったために合計が合わなくて、なんとなく疑われたりすること。
預かった香典は、必ず二人以上で一緒にあけ、表書の金額も合っているか確認してから記帳する。
入っていなかったり、合わなかったりしたら、その旨、記しておく。
絶対に一人ではやってはいけない。
また、香典係が整理をしながら、あの社長はいくらで、この会社はいくらだったなどと話しているのを会葬者に聞かれて問題になることもある。
金額のことは、終わってからでも口にしないほうがよい。
[ 社葬の営み方 ]