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死亡通知状
できるだけはやく、死亡通知状をだす。
近親者や特に親交のあった友人や知人には、連絡もれがないように注意しよう。
近親者や、親しい人への連絡はとりあえず死亡した旨のみを知らせるが、そのほかの人には、喪主や通夜、葬儀の日程が決まってから知らせる。
勤務先、友人、同業界、学校関係、取引先、隣近所、町会などへの連絡は、なるべくその代表的な立場にある人(または、ところ)へ知らせ、
関係者への連絡を依頼する。
たとえば、「○○は、今朝○時に死去いたしました。明晩(○日)、七時から通夜、明後日(○日)午後一時から告別式です。喪主は○○です。
とりあえずお知らせいたします。」のように、要点だけを電話などで知らせる。
電話は、遺族の代わりに、友人や親戚の人がかけたほうが、よい場合もある。
隣近所への連絡は、世話役を頼むようになるかもしれないし、付き合いが深くなくても、葬儀中は弔問客の出入りや、
駐車などで迷惑をかけることになるので、口頭か、電話で知らせよう。
死亡通知状は、電話の普及で現在はあまり出されなくなったが、葬儀はとても重大なことなので、
次のような場合には、出すようにする。
①とりあえず密葬をすませ、ある期間をおいて本葬を行うという日程的に余裕のある場合。
②葬儀は近親者によってすまされたが、生前の厚誼を深謝するという意味で儀礼的に出す場合。
死亡通知状の例文(はがきの場合)