世話役の役割

世話役の役割を列挙してみた。

1.世話役代表
   各係の動きがスムーズにいくように要となる人。
 喪家の内部事情を承知していて、葬儀の進行に詳しい人、たとえば故人の会社の上司、長年の親友、日ごろ便りにしている親族の人がふさわしいだろう。
 時には、葬儀社の人が進行をかねて、代行することもある。
2.会計係
 葬儀に関するすべての出納を扱う。
 香典の管理から、現金の出納、積算まで取り仕切るので、親戚の人など遺族と近い人が二名で受け持つ。
3.調達係
 葬儀に必要な品をいっさい取り仕切る。
 弁当、供養の接待品にいたるまで、扱い、葬儀社と連絡をする窓口になる。
4.文書係
 死亡通知状の印刷依頼や発送、弔電の整理、会葬礼状の手配、死亡届や埋葬許可証の手続きなど、葬儀社と相談しながらすすめる。
5.受付係
 町会や、会社の人など、近親者以外の人に任せたほうが弔問客にとっては気が楽。
 通夜を含め、会葬者名簿、香典、供物の受付いっさい引き受ける。
 弔電は進行係へ渡し、香典は会計係へ渡す。
 会葬礼状などを渡すのも受付係。
6.携帯品係
 弔問、会葬者が式場や控え室へ入る前に、携帯品を預かる係。
 下足の整理も含まれる。
7.会場係
 式場の順路を明示し、式が始まったら、会葬者を案内する。
 出棺後は、式場の整理をして、還骨を待つ。
 清めの塩をまき、手水の仕度も、会場係の役目。
8.接待係
 僧侶、会葬者の接待をする。
 通夜の供養の席の接待は、調達係と連携を保ちながら、行おう。
9.台所係
 通夜の接待料理のほか、葬儀終了までの家族、手伝いの人の食事を用意し、什器類の管理もする。
10.進行係
 喪主や世話係代表と葬儀の進行を確認する。
 司会者に焼香順、弔電の読み上げ順などを指示する。
 また、荼毘(だび)に随行する人数を確認したり、その人々へ乗車票などを渡しておくなどスムーズに進行させる役目。
11.車両係
 荼毘に随行する人の乗車区分を割り当てたり、駐車場を確保したり、車両を手配したりする。
 通夜などでは、赤のスティックライトや、白手袋で所在をはっきりさせる。

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